陰核包茎
婦人科形成分野のひとつである陰核包茎(陰核包皮切除)とは、陰核(クリトリス)の包茎によって恥垢(ちこう)と呼ばれる汚れが溜まりやすくなり起こるトラブルの改善・回避、不感症の改善を目的とした施術です。
また、クリトリスが皮膚に覆われてしまうことで、性行為に満足できなかったり、パートナーとの人間関係に影響が出てしまう可能性もあり、これらのお悩みによって陰核包茎の施術を希望される方も少なくありません。
陰核包茎は、陰核の余分な包皮を切除する切開施術で、小陰唇縮小術と併用して施術が行われるケースも少なくありません。
適切な麻酔を使用して、しっかりと痛みを抑えて施術を行いますので、安心して施術を受けていただくことができます。
縫合法には外縫いと中縫いの二通りがあり、縫合の仕方によって通常の医療用の縫合糸と溶ける糸を使い分けます。
About
陰核包茎とは
陰核包茎とは、陰核にある包皮が余っており、それによって陰核が隠れてしまっている状態をいいます。
陰核は別名「クリトリス」と呼ばれていることから、「クリトリス包茎」ともいわれている症状です。
陰核は、通常小児頃は包皮に覆われている状態になっており、成長するにつれて徐々に皮がむけてきますが、何らかの理由により包皮に覆われたままの状態になることがあります。
包皮の状態は人によって異なり、常に陰核が3分の1〜3分の2くらい見えている方もいれば、勃起した際に包皮がむける方もいます。
また包茎にはタイプがあり、手で包皮をむいて陰核が露出する場合は「仮性包茎」、手でむけないあるいはむいても陰核が露出しない場合は「真性包茎」に分類されます。
Cause
原因と陰核包茎によるトラブル
陰核包茎は、主に先天的なものが多いですが、小陰唇の肥大化により陰核包茎になっているパターンも多く見られます。
包皮は小陰唇と繋がっており、小陰唇が何らかの理由で肥大しているのに伴って包皮も大きくなり、包茎になるケースもあります。
陰核包茎によるトラブル
陰核の包皮の大きさや厚みには個人差があり、人それぞれです。そのため、普段から陰核が見えている方もいれば、普段隠れていて勃起した際に陰核が見える方もいます。包皮自体はクリトリスを保護するために存在するため、包皮があること自体はおかしいことではありません
ただし、勃起しても包皮に覆われた陰核包茎となると、次のようなトラブルが起こる可能性が考えられます。
- デリケートゾーンのニオイが気になる
- 細菌が増殖して炎症を起こしやすくなる
- 刺激が陰核に伝わりにくいため不感症になる
- 性行為時に痛みを感じる
包茎になると、洗浄しても汚れが取れにくくなるため、恥垢が溜まりやすくなってデリケートゾーンのニオイが気になったり、炎症を起こしたりしやすくなります。
また、陰核はかなり刺激に敏感な器官ですが、包皮に覆われることで刺激を感じにくくなり、不感症になってしまい、性行為時に快感を感じられなくなるケースもあります。
実際に、感度が低いのではなく陰核の包茎が原因で不感症になっている方も少なくありません。
さらに包茎の状態がひどくなると、包皮が性行為時に巻き込まれて痛みを感じることもあります。
Method
陰核包茎の施術方法
陰核包茎が見られる場合、余分に余っている包皮を切除する施術が行われます。
小陰唇の肥大化が原因で陰核包茎になっている場合は「小陰唇縮小術」もあわせて行い、陰核包茎によるトラブルの改善や回避を目指します。
e-クリニックでは、施術が終わった後、止血のためガードルとガードを着けてもらい、回復室で30分間座って陰部の圧迫を行っております。
Method
陰核包茎施術の縫合方法
副皮除去術の縫合の仕方は、主に2つあります。
外縫い
外縫いは、切開した皮膚の表面を縫合し、傷を塞ぐ方法です。
外縫いの場合、施術費用が安いケースがありますが、縫合糸が目立つため施術跡がわかりやすいというデメリットがあります。
中縫い
中縫いは、溶ける医療用の糸を使用して副皮の内部から縫合を行う方法です。
傷跡も目立ちにくく糸はとけるものを使用するため、抜糸の必要がありません。
Recommend
陰核包茎施術がおすすめな人
- 見た目が気になる方
- ヒダに関する悩みを持っている方
- ヒダの間に垢が溜まる感じが気になる方
- 外陰部のヒダの厚みが気になる方
- クリトリスの包茎により性行為時の感度が低くなっている方
- デリケートゾーン・クリトリスのニオイが気になる方
- 性行為時にデリケートゾーンの状態が気になる方
- 性行為時に痛みを感じる方
陰核包茎はなかなか人には相談しにくいお悩みですが、e-クリニックでは様々な婦人科系の形成術に対して豊富な知見と経験を持つ専門医が在籍しています。
専門家としてメンタル面やプライバシーに配慮してカウンセリングや問診をさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談下さい。
Q&A
陰核包茎のよくあるご質問
術後、性行為はどのくらいあけるほうがいいですか?
性行為は陰核に刺激を与えますので、術後3週間から3か月程度は避けていただいています。軽度な接触の場合には問題ない可能性もありますが、手術部位の状態には個人差があり、少しの刺激でも出血するリスクもあります。また、性行為自体が血行を促すため、傷口から出血するリスクがあったり、傷口から細菌が侵入し、感染症を起こすリスクもあります。傷の治りには個人差が大きいため、詳しくは医師にご相談下さい。
陰核包茎の傷跡はばれますか?
陰核包茎の手術は、傷跡がバレる心配はありません。デリケートゾーンは基本的に傷の治りが早く、比較的傷跡が残りにくい部分です。また、傷跡が目立ちにくい縫合方法を行うため、切開術による傷の残りや縫合跡を心配しなくても大丈夫です。性行為中にパートナーにバレてしまうという心配もありませんので、どうぞご安心下さい。
陰核包茎の手術後、仕事はどのくらい休むほうがいいですか?
仕事内容によっても異なりますが、基本的に、手術後2〜3日程度は休んでいただくことをおすすめしております。とはいえ、身体に大きな負担をかけるような手術ではありませんので、デリケートゾーンに負担をかけない仕事であれば、翌日からでも復帰可能です。手術部位は怪我をしている状態と同じですので、安静に過ごしていただくことで、回復の経過は早くなります。
手術当日に生理になってもできますか?
手術当日に生理になってしまった場合は、手術スケジュールの調整をお願いしております。生理中はデリケートな状態になっているため、感染症を引き起こすリスクもあります。また、月経による出血なのか、術後のトラブルによる出血なのかの判断ができないこともあり、生理中の手術は控えておく方が安心です。
陰核包茎手術は、妊娠や出産に影響を与えますか?
陰核包茎そのものが妊娠や出産に影響することはありません。しかし、妊娠中に手術はできないため、ご注意下さい。妊娠中は母体に負担をかけないようにすることが重要です。妊娠中の方は、出産後、落ち着いてから手術をお受けいただくようお願いいたします。
陰核包茎手術の痛みが心配です。どのくらい痛いですか?
手術中は麻酔をかけるため、痛みを感じることはありません。eクリニックでは、様々な種類の麻酔を取り扱っておりますので、お客様に合った方法をご提案させていただくことが可能です。痛みがご不安という方は、どうぞお気軽にカウンセリング時にご相談ください。
Price
料金表
陰核包茎 外縫い | キャンペーン価格 ¥88,000(税込) |
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モニター価格 ¥76,780(税込) | |
飯田秀夫統括技術顧問特別キャンペーン価格 ¥132,000(税込) | |
飯田秀夫統括技術顧問特別モニター価格 ¥115,170(税込) |
陰核包茎 中縫い | キャンペーン価格 ¥154,000(税込) |
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モニター価格 ¥109,780(税込) | |
飯田秀夫統括技術顧問特別キャンペーン価格 ¥231,000(税込) | |
飯田秀夫統括技術顧問特別モニター価格 ¥164,670(税込) |
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Doctor このページの監修医について
坂本 優衣 医師 Yui Sakamoto
e clinic 東京院院長
経歴
略歴
- 福井大学 医学部 卒業
- 町田市民病院
- 在宅医療支援クリニック
- 大手痩身クリニック
- 大手美容外科・皮膚科
- eクリニック
資格・専門医
- ジュビダームビスタ認定医
- ボトックスビスタ認定医
- ベイザー脂肪吸引認定医
所属学会
- 日本美容外科学会(JSAS)