小陰唇縮小術

デリケートゾーンに悩みのある女性

婦人科形成施術の一つである「小陰唇縮小術」は、何らかの理由で肥大化した小陰唇を縮小させたり、小陰唇の黒ずみを改善したり、左右の大きさのばらつきを対称的にしたりするために行う施術です。
小陰唇縮小術の施術方法は主に切開法となっており、小陰唇の余分なヒダを切除することで、関連するお悩みを改善することができる施術です。
縫合に使う糸はクリニックや術式によって異なり、吸収糸を使用するクリニックと通常の縫合糸を使用する場合があります。
また、小陰唇だけでなくデリケートゾーン(陰部)の全体的なバランスを整えたい場合には、副皮除去施術との組み合わせがおすすめです。

Cause

小陰唇が肥大する原因

小陰唇の図解

小陰唇が肥大する原因は主に遺伝とされており、先天的に大きいことが多い傾向にあります。
遺伝の他にも、出産の経験、加齢、引き伸ばすような物理的刺激、アトピー皮膚炎、尿失禁による炎症、ホルモンバランスの影響が原因となるケースもあります。

Feature

女性器の部位の名称と特徴

小陰唇縮小術に関連する女性器の部位の名称を解説します。

大陰唇とは

大陰唇とは、デリケートゾーンの外側にある大きな膨らみ部分で、左右対称であるのが特徴です。
内側にある生殖器と尿道口を守る役割があります。

小陰唇とは

小陰唇とは、大陰唇の内側にあるヒダをいい、尿道口や膣口を保護する役割があります。
大きさや形には個人差があり、はっきりとした正常な形や大きさの基準はありません。

クリトリスとは

クリトリスは陰核とも呼ばれ、膣口の上部にある器官です。
見た目は5〜7ミリ程度の小さな突起ですが、実は見えている部分は一部でしかなく、Yの逆字の形で骨盤の中に向かって伸びています。

Reason

施術が必要な理由

小陰唇が肥大化すると、以下のようなトラブルを引き起こしやすくなります。

  • 下着などで圧迫されると痛みを感じる
  • 性行為時、小陰唇が巻き込まれて痛みを感じる
  • 水着や下着の上から膨らみが目立つ
  • 不感症になりやすくなる
  • デリケートゾーンの臭いが強くなる

痛みや下着の上から膨らみが目立つといったものはご自身でも気づきやすいですが、デリケートゾーンの臭いはパートナーからの指摘で気づくケースが多い傾向にあります。
デリケートゾーンの臭いは、女性にとって非常に繊細な問題です。
臭いの改善や予防として肥大した小陰唇を縮小させる施術を受けるのもひとつの手段といえます。

Method

小陰唇縮小術の手術方法

小陰唇縮小手術のイメージ

小陰唇縮小術は、小陰唇が肥大化した部分や黒く色素沈着を起こしている部分を切除し、縫合することで形や大きさ、色を改善します。
施術する前に麻酔をしますので、痛みが苦手な方や心配な方でも安心して施術を受けられます。

縫合方法

縫合方法には種類があり「外縫い」と「内縫い」の2種類があります。

外縫いは、切開した皮膚の表面を縫合し、傷を塞ぐ方法です。
外縫いの場合、施術費用が安いケースがありますが、縫合糸が目立つため施術跡がわかりやすいというデメリットがあります。

内縫いとは、皮膚の内側にある真皮部分を縫い合わせて傷口を塞ぐ方法です。
真皮を縫うため表皮で強く縛る必要がなく、傷口への負担が軽減されます。
外縫いとは異なり、縫い目や結び目が表面に出ることもありません。

Recommend

小陰唇縮小術がおすすめな人

小陰唇縮小手術を説明する看護師

個人差はありますが、小陰唇縮小術がおすすめな方は以下の通りです。

  • 小陰唇が大きく気になっている方
  • 小陰唇の左右差が気になっている方
  • 小陰唇が垂れていることに悩んでいる方
  • 黒ずみが気になっている方
  • デリケートゾーンのニオイが’気になっている方
  • パートナーに陰部を指摘された方
  • 尿が飛び散りが気になっている方
  • デリケートゾーンに痛みを感じる方
  • 性行為中に小陰唇が巻き込まれて痛みを感じる方

Merit

小陰唇縮小術のメリット

小陰唇縮小術には下記のようなメリットがあります。

  • 心身共に違和感や不快さがなくなる
  • デリケートゾーンの臭いが改善される
  • 見た目に自信がつく
  • 摩擦による痛みや性行為時の痛みが改善される
  • 不感症が改善される
  • 見た目に自信を持てるようになる


小陰唇縮小術により、小陰唇が小さくなると摩擦による痛みや性行為時の痛み、不感症といった心身ともにストレスがかかるような状態を改善できるため、パートナーとの人間関係のお悩みを改善できる可能性があります。
また、小陰唇を小さくすることで洗いやすくなるため、デリケートゾーンの臭いが軽減されたり改善されたりといった効果が期待できます。

「自分の小陰唇は大きいのではないか」「変な形なのではないか」「黒ずみが気になる」などの不安が取り除けるため、見た目に自信を持てるようになります。

Demerit

小陰唇縮小術のデメリット

小陰唇縮小術には下記のようなデメリットがあります。

  • 外縫いで縫合した場合、抜糸するまで施術箇所が目立つ
  • 施術後しばらくは出血がある
  • 皮膚が引っ張られることによる痛みやひきつれ感を感じる場合がある

小陰唇縮小術を外縫いで縫合した場合、抜糸するまで施術箇所が目立ってしまうというデメリットがあります。
また、施術後しばらくは出血があったり皮膚が引っ張られることによる痛みやひきつれ感を感じる場合もあります。

Faq

よくある質問と回答

生理中でも受けられますか?

生理中は衛生面などを考慮すると、施術を避けた方がいいです。
生理日以外でご予約いただくなどの対応をお願いしております。

出産に影響はありますか?

小陰唇は産道よりも外側にあり、出産への影響は考えにくいため、出産の前後どちらでも施術を受けられます。

Price

料金表

小陰唇縮小術 外縫いキャンペーン価格 ¥88,000(税込)
片側料金 ¥61,600(税込)
モニター価格 ¥76,780(税込)
飯田秀夫統括技術顧問特別キャンペーン価格 ¥132,000(税込)
飯田秀夫統括技術顧問特別モニター価格 ¥115,170(税込)
小陰唇縮小術 中縫いキャンペーン価格 ¥154,000(税込)
片側料金 ¥107,800(税込)
モニター価格 ¥109,780(税込)
飯田秀夫統括技術顧問特別キャンペーン価格 ¥231,000(税込)
飯田秀夫統括技術顧問特別モニター価格 ¥164,670(税込)

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Doctor このページの監修医について

八ヶ代 康将 Kosuke Yakashiro

e clinic 横浜みなとみらい院院長

経歴

略歴

  • 2020年 佐賀大学医学部医学科卒業
  • 2020年 唐津赤十字病院
  • 2022年 東京女子医科大学病院 脳神経外科入局
  • 2022年 大手美容外科 関東、東北エリア勤務
  • 2023年 大手美容外科 院長就任
  • 2024年 eクリニック 横浜みなとみらい院 院長

資格・専門医

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医

所属学会

  • 日本美容外科学会(JSAS)正会員

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