リガメントリフトの方法やメリットをご紹介

美しい小顔の横浜在住の女性2人
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30代後半にもなると、マッサージやエクササイズをしても、思うようにたるみを改善できなくなることがあります。そして、そのようなときに役立つのが美容外科のリフトアップ術です。
また、リフトアップ術には複数の種類があり、それぞれに得られる効果が異なります。
こちらのコラムでは、フェイスリフトに分類されるリガメントリフトにスポットを当てて、手術の方法やメリットについてご紹介しています。

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リガメントリフトとは?

リガメントリフトとは、リガメント(靭帯)に手を加えて行うリフトアップ術で、数あるリフトアップ術の中でも高い効果を得られるとされています。
それでは、リガメントリフトについて詳しく見ていきましょう。

リガメントリフトはフェイスリフトの一種

リガメントリフトはフェイスリフトに分類されるリフトアップ術で、リガメント(靭帯)を一旦切り離し、動かしやすい状態にしてから引き上げて縫合・固定する方法です。
リガメントは、骨、表在性筋膜群(SMAS層)、皮膚をつなぐ役割を持っていますが、この部分は他の組織よりも硬く、リフトアップ術の妨げになることが少なからずあります。
つまり、リフトアップ術の妨げになる可能性があるリガメントを引き剥がして引き上げることが、強力なリフトアップにつながるということなのです。

リガメントリフトと皮膚のみのリフトアップはどう違う?

リガメントを引き上げるリガメントリフトや、SMAS層を引き上げるスマスフェイスリフトは靭帯や筋膜に直接アプローチしてリフトアップ効果を狙う手術です。
それに対して、皮膚のみのリフトアップ術では、耳の横などの皮膚を切開し、たるみをつくり出している皮膚を切除して縫合する手術で、皮下組織に手を加えることはありません。
そのため、リガメントリフトやスマスリフトよりも、効果の持続期間が短くなる可能性があるのです。
もちろん、皮膚のみのリフトアップでも、すぐに後戻りするわけではありません。
しかし、靭帯やSMAS層を引き上げない分、後戻りするスピードは速いと考えられています。
リガメントリフトはダウンタイムが長いリフトアップ術ではありますが、強いたるみでお困りなら、この手術も視野に入れて、リフトアップ術の検討を進めることをおすすめします。

糸リフトを受けるならリガメントリフトのほうがおすすめ?

フェイスリフトと引き合いに出されやすいのは、糸リフトというリフトアップ術です。糸リフトは、メスを使用せずに受けられるというメリットがある施術ですが、実は向き・不向きがあるのです。
それではここで、リガメントリフトと糸リフトの特徴から、向き・不向きについてご紹介しましょう。

リガメントリフトの特徴

リガメントリフトでは、リフトアップの妨げになる可能性があるリガメントを手術で引き上げて固定するため、強いたるみ改善効果を期待できます。
なお、その際にはたるみ部分の皮膚切除も行え、しかも一度手術を受ければ、長期に渡るリフトアップ効果を期待できるというメリットもあります。
つまり、リガメントリフトは、たるみが進行してしまった中高年に向いている手術だということです。

糸リフトの特徴

糸リフトとは、コグと呼ばれる返しのようなものが付いた医療用糸を皮下に通し、糸による引き挙げ効果によってリフトアップ効果を狙う施術です。
糸リフトには、メスを使用せずに施術を受けられるというメリットはありますが、溶ける糸を使用するため、効果の持続期間は約6カ月~1年と短いのが特徴です。
また、たるみ具合によっては本数が多めの施術になる可能性があるため、それを繰り返していると、結果的に費用が跳ね上がる可能性があります。
そのような理由から、糸リフトは比較的たるみが弱く、なおかつ継続して施術を受けられる方に向いている施術だといえるでしょう。

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リガメントリフトのメリット

リガメントリフトはリガメントを剥がす大きな手術ですので、他のリフトアップ術よりもダウンタイムが長いという特徴があります。
この部分はリガメントリフトのデメリットとなりますが、リガメントリフトには、思わず手術を受けたくなるようなメリットもあるのです。

効果の持続期間が長い

リガメントリフトは、効果の持続期間が長く、経年によって新たなシワやたるみが出てくるまでは、美しい形状を保つことができるというメリットがあります。
上記でも触れましたが、皮膚のみのリフトアップでもリフトアップ効果は期待できます。
しかし、この方法では皮膚の切除のみに留まりますので、人によっては早い段階で効果が薄れたと感じる可能性があります。
一方、リガメントリフトではその心配がありません。
ただし、皮膚や皮下組織の老化スピードには個人差がありますので、手術を受けた方すべてに同様の効果がもたらされるとは限りません。
この点については医師とよく相談した上で、実際に手術を受けるかどうかを検討することをおすすめします。

マリオネットラインやほうれい線の改善に役立つ

マリオネットラインやほうれい線は、年齢の象徴ともいうべきシワで、これらがあるだけで老けた印象になってしまいます。
しかし、リガメントリフトでリガメントごと引き上げてしまえば、マリオネットラインやほうれい線が目立たなくなるというメリットを得られるのです。

後戻りが起こりにくい

リガメントリフトでは、皮膚の切除とともに内部の組織をしっかりと固定しますので、後戻りが起こりにくいというメリットがあります。

効果を得られる範囲が広い

リガメントリフトでは、頬だけでなく、首のリフトアップ効果も期待できます。
ただし、首のたるみや縦ジワが目立つ場合では、以下でご紹介するリフトアップ術との併用になる場合があります。

Combined use

リガメントリフトと併用できるリフトアップ術について

リガメントリフトは、単独で受けた場合でも高いリフトアップ効果を実感できます。
しかし、リガメントリフトだけでは対応が難しいと医師が判断した場合には、他のリフトアップ術との併用になる可能性があります。

ネックリフト

ネックリフトとは、耳の後ろ側からうなじの生え際にかけての皮膚を切開し、余分な皮膚を切除したり筋膜を引き上げたりして、首のリフトアップを行う手術です。
ネックリフトでは、首の皮膚のたるみや横ジワの改善の効果を期待できます。
なお、ネックリフトでは、術後しばらくの間は長い傷跡が残りますが、髪で隠せる範囲での切開となるため、髪をアップスタイルにしない限り目立つことはほぼないでしょう。
その他、額のシワや目元のシワに対応したリフトアップ術もありますので、気になる方は、医師に直接相談してみてください。

ペリカン手術

ペリカン手術とは、加齢によってのどの皮膚が垂れ下がり、ペリカンののど袋のようになってしまったたるみを改善できる手術です。
ペリカン手術では、広頚筋という筋肉を中央に引き寄せて固定しますが、その際には脂肪の除去も行えますので、あご下周辺のラインを整えたい方におすすめの手術です。
また、ペリカンののど袋のようなたるみと同時に目立ってくるのが首の縦ジワですが、ペリカン手術では目立つ縦ジワも改善できます。
さらに、ペリカン手術では脂肪吸引では除去できない脂肪も除去できますので、深い部分にある脂肪のせいであご下のもたつき感が気になっている方にもおすすめです。
ペリカン手術では、あご下の皮膚を3㎝程度切開しますが、目立たない部分の切開になるため、術後の傷跡は顔を上に向けない限り目立ちません。

脂肪吸引

マリオネットラインやほうれい線とともに目立ちやすいのが、頬の脂肪が下垂することで起こるブルドッグラインです。
ブルドッグラインもまた、リガメントリフトを受ければある程度の改善は可能ですが、下垂している脂肪の量が多い場合には、脂肪吸引での対応となることがあります。
また、あご下の皮下脂肪が多い場合でも、脂肪吸引で対応することがあります。
ただし、あご下の脂肪はペリカン手術でも取り除けますので、強いたるみや縦ジワが目立つ場合では、ペリカン手術で改善を目指すことになるでしょう。
なお、顔の脂肪吸引は耳の後ろなど、傷跡が目立ちにくい場所を選んで皮膚を切開することになります。

横浜院の小顔脂肪吸引の詳細

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リガメントリフトはこんな方におすすめです

リガメントリフトは以下に該当する方におすすめです。

糸リフトで後戻りしやすい方

糸リフトの効果は長くても1年程度ですが、人によっては1年を待たずして効果が薄れてしまうことがあります。
糸リフトの糸が溶けてしまっても、生成されたコラーゲンはそのまま残りますが、それでも糸が溶けてしまえばリフトアップ効果は弱まります。
このように、糸リフトの後戻りが心配な方は、繰り返し糸リフトを受けるよりも、リガメントフェイスのほうがおすすめできる場合があります。
ただし、たるみが弱い若い年代の方の場合では、糸リフトのほうがおすすめできる場合がありますので、詳細については医師に相談してみてください。

長期的なリフトアップ効果を期待できる手術を受けたい方

リガメントリフトの効果の持続期間には個人差がありますが、効果が薄れてきたとしても、完全に手術前の状態に戻る可能性はほとんどありません。
つまり、効果の持続期間が長く、しかも後戻りしにくいリフトアップをお望みの方におすすめの手術だということです。

皮膚のみのリフトアップでは物足りないと感じる方

軽度~中等度のたるみであれば、皮膚のみのリフトアップ術で十分な効果を得られ、長期に渡り効果を維持できる場合があります。
しかしその一方で、皮膚や皮下組織の状態は年々変化するため、皮膚のみのリフトアップでは物足りないと感じる方もいるでしょう。
このように、皮膚のみのリフトアップでは物足りないと感じる方は、初めからリガメントリフトで検討を進めることが望ましいといえるでしょう。

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リガメントリフトならeクリニック 横浜みなとみらい院

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eクリニック(イークリニック)横浜みなとみらい院は「みなとみらい駅」徒歩3分にある三菱重工横浜ビルの2階にあります。2023年オープンの綺麗な美容外科です。リガメントリフトの美容整形に積極的に取り組んでいます。そのため、フェイスリフトなどの施術の実績が豊富です。

カウンセリングは無料ですので、ぜひ一度ご相談にいらしていただければと思います。

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